ワンオペ育児の定義って何?誰が決めたの?

ワンオペ育児の意味を検索すると、コンビニや飲食店で行われる1人勤務(ワンオペレーション)の説明と共に、こんな言葉が続きます。

 

配偶者の単身赴任など、何らかの理由で1人で仕事、家事、育児の全てをこなさなければならない状態を指す言葉である。

 

現在専業主婦の私。

初めてこの文を見た時、「じゃあ自分当てはまらないんだ!」って驚きました(笑)

 

 

ワンオペ「育児」って言うくらいだから、24時間代わりの人が居ない状態で育児していることを表した言葉かと…

だからどちらかと言うと、専業主婦中心の言葉かと思っていたくらい(^▽^;)

(ワーキングマザーは働いている間お子さんを見てくれる人(親とか保育士さん)が居るから、ワンオペ育児とは違うのかと思っていた)

 

広義で言えば共働きだけど家事も育児もママばかりがやっている状態も含まれるのかなーって。

注:1人で育児してる専業主婦の方が、ワーママよりも大変だと言っているわけじゃないですよ。

育児に携わるのがママのみという「状況」の話で、「大変さ」は別なので。

 

とんだ勘違いをしていた…専業主婦のママは「ワンオペ育児」の定義から外れるんだ!

 

でも…これって、いったい誰が決めた定義なんでしょうか??

ワンオペ育児の定義とは

2017年の流行語大賞にノミネートされてから、広く知られるようになったこの言葉。

もとは2014年、牛丼チェーン店が深夜営業中に1人の従業員にすべての業務を任せていた(ワンオペレーション)ことがニュースになり、調理場から提供まですべての工程を1人でこなすブラックな状況が、夫や実家の助けが得られず1人で育児をしているママの状況に似ているということから出来た造語です。

 

実際に、ツイッターで「ワンオペ育児」と検索すると、一番古いツイートは2014年のもの。

ブラック企業が従業員に強いる無茶な1人営業のニュースを見て、1人での育児に疲れ切ったママ達は、すぐに自分の状況と重なると感じたってことですね。

ワンオペ育児の「ワンオペ」って何にかかるの?

言葉通りに見ると「ワンオペ」は「育児」にかかっているわけですが、これって、正確には「ワンオペ家事育児」だと思うんですよ。

母親1人でも、育児だけならキャパオーバーにはならないと思います。

保育園でも、保育士さんは複数の幼児につき1人ですよね。

0歳児でも、保育士1人につき3人の保育が国で認められています。

 

でも、ここに家事がプラスされると、もうこれは完全に1人の手には余るんですよね。

しかし社会には家事は女がやるものというイメージがありますし、専業主婦が家事をやるのは当たり前ですが、兼業主婦でも、妻の側に家事の比重が重くなっていることが多いです。

育児中に家事もやっていることははわざわざ言うまでもないので、「ワンオペ育児」という表現になったと思います。

 

裏を返せば、「家事は自分がやるけど、育児は夫にも参加して欲しい」という思いが込められているんじゃないかな。

定義は後付け。はじまりは単純に「ひとり育児」の新しい表現

流行語大賞にノミネートされ、多くの人に認知されるようになったのは2017年。

それより前のツイートやブログ記事等を見ると、ワンオペ育児という言葉はただ単に、

 

普段から母親が1人で子育てをしていて、周囲の助けがないこと。

父親が仕事以外の用事(飲み会とか趣味とか)で家に居ないことが頻繁なこと。

 

を表す言葉として使われています。

 

仕事も家事も育児も全てママ1人でやっていることだという妙な定義付けのせいで、ワンオペ育児って言葉が嫌いな人が増えたり、炎上引き起こしたりするんだろうと思った…。

とはいえ、「ワンオペ育児」は乱用されすぎ?

ワンオペ育児という言葉を軽々しく使いすぎ!!と憤る人の気持ちもわかります。

 

私は、自分は専業主婦だけどワンオペ育児だと思っていますが、夫が仕事で居ない間は普通に辛くもなんともなく、いつものことという感覚です。

いつものことというか、そもそも普通過ぎて意識もしないかな。

 

夫が在宅中こそワンオペ育児の辛さの本領発揮です。

(休日や仕事から帰って来た後、遅番なら出勤前等)

 

例えば夕方は、夕食の準備をしなくちゃいけません。

でも子供は待ったなしです。究極の構ってちゃんです。

 

お母さん来てー!見てー!一緒にやってー!トイレ付いてきてー!

早く!!!!!今すぐ!!!!

 

そういう生き物です。(個人差はある)

 

食事の支度を中断して付き合ってたら、唐突に「お腹が空いた!」と怒り出したり笑

振り返ると笑えますが、その瞬間は「もう、どうせーっちゅーねん(# ゚Д゚)」って気分です。

 

そんな時、パパが家に帰居ても、手を差し伸べてくれない……

「お父さんに遊んでもらったら?」と子供に促したり、「手が離せないから子供見てくれる?」とお願いしても、「今オンライン対戦中だから無理」等と返されると、本当に怒りで血管切れそうになります。

 

休日は朝から晩までゲーム三昧だったり、自分の趣味の用事で断りもなくふらりと居なくなったりする自由さにも腹が立つ。

 

子供主体の出かけ(公園とかプールとか)は、誘っても「俺はいいよ」と断られるのも意味不明。

いいよって何…遠慮してるみたいな言い方…来いよ!!

と思う気持ちもあるけど、来たくない人を無理やり連れて行っても、お互い気持ちよく過ごせないことも知ってる。

 

そんな孤独感。それがワンオペ育児だって思っていました。

 

だから、「平日は毎日ワンオペ。週末が待ち遠しい!」とか、「今日は旦那飲み会でワンオペ」とかいう発言を見ると、パパが家に居ればツーオペ育児になるんだ…いーなー…という気もしていました。

定義に振り回される必要無し

そこで最初の疑問に戻ります。

 

ワンオペ育児の定義って誰が決めたの??

 

はい。誰かは知りませんけど、誰かが勝手に決めたんですよね笑

 

その定義に振り回されて、「私の方が辛い!あなたのはワンオペじゃない!」とか思って辛い自慢してても、意味ないというかむしろ無駄なことしてるなって気付きました。

 

もういーじゃん。

1人で育児してたらワンオペ育児で!

数時間、数日を切り取ったその部分だけでも、1人で育児したならワンオペ育児!

ワンオペ育児(※家事含む)←これは重要

でもこれだけは主張したいんですが、育児には家事も含まれるんですよ。

 

例えば…

  • 食事の支度をしなければ子供は育たない(外食という手もあるけど毎食は健康に悪いし経済的じゃない)
  • 使った食器は洗わないと次の食事の時使えない
  • 着たものは洗濯しないと、着るものがなくなる
  • 掃除機何日もかけなかったら、子供の体調に影響が出る
  • お風呂場を洗わないと、子供の清潔が保てない

そういうお膳立てを誰かにやってもらった上で子供の面倒だけを見ることは、さすがにワンオペ育児とは呼べないかと思います。

子供の面倒+子供を育てる上で必要不可欠な家事を同時進行でこなして初めて、ワンオペ育児でしょう。

 

…この言い方、今度は私が勝手に定義付けしちゃってることになるのかな(^▽^;)

問題は定義ではない。発する側の感情です

まぁともかく、私もワンオペ。あなたもワンオペ。

私もあなたも頑張っている!!←これが真理だと。

 

ワンオペ育児って言葉の定義はもはやどうでもいいですね、ただの状況ですから。

問題は、ワンオペ育児が辛いって言っている人が居たら、辛いんだってことをわかってあげる必要があるということ。

それがもしあなたの奥さんなら、絶対にその気持ちを無視しないでください。

 

「何が辛いのか理解出来ない」というパパさんもいるかも知れません。

でも私からすれば、「経験のないことを、自分が理解出来ないという理由で否定することの方が理解出来ない」です。

 

簡単そうに見えるけど、やってみたら実はすごく難しかった、なんてことは、様々な場面であることです。

ワンオペ育児がそうでないと、言い切れるのはなぜですか?

 

たとえ辛さが理解出来ないとしても、「奥さんが辛そうだ」という事実だけは認めて欲しいです。

辛い人が必要としているのは、叱咤ではなく、労いの言葉であり、助けの手です。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です